『GIRL』
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映画パンフレット ガールGIRL 監督 深川栄洋 キャスト 香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏、上地雄輔、要潤、林遣都、波瑠、加藤ローサ、向井理、檀れい 東宝 売り上げランキング : 19984 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
奥田英朗の原作「ガール」が結構好きなので観にいきました。
出演者も30代中心のいろんなタイプの女優さんが出ていて見ごたえありそうで。
原作が自虐的コメディ風でしたが(30代の働く女性が読むと、アイタタタ・・・と思いながらあるある。。。とクスリと笑いたくなるようなエピソードが満載で)、こちらの映画は「働く私たち、サイコー!!」みたいな三十路ワーキングウーマン賛歌というか、仕事は出来るけど恋愛はちょっぴり不器用な私たち、かわいいでしょ?的な充実した都会の女性ばかりで、ちょっと地方の冴えない三十路OLとしては「あぁ別世界の話だな・・・」とちょっと引いてしまいました。
とはいえ、独立した短編の集積だった原作に比べ、それぞれのエピソード主人公4人を飲み友達という設定にし、ひとつの作品につなげていたのは面白いと思いました。
それによって、ソレゾレのエピソードの登場人物も省けるところは省き、スッキリしていたのも映画的でなるほどーーーと。
でもまぁ~この作品を通して実感したのは、三十路以上の女が会社の第一線で働いていこうとすると、有能であり、我慢強くもあり、ストレスに耐えられる強い女性でないといけないということ。
そして、会社のおっさん陣や若い女子社員たちに半笑いな目で見られながらも、それを自虐で笑いに昇華していくパワーが必要だということ。
「会社はおじさんと若い女の子でまわっている」みたいな台詞もありましたが、ベテラン女子社員と若手男子社員はなにかと我慢を強いられるのは、どこの会社でも同じなのだなぁ~とある意味安心しました。
「人生の選択肢が増えてかえって不自由になった」(←相当うろおぼえですが・・・)という言葉など、けっこうぐっとくる台詞も多くて、やはり感情移入できる部分は多かったですね。
私の周囲にも働くお母さんやっている人も、専業主婦している人も多くいますが、彼女たちは彼女たちなりに悩みがあったり大変な思いをしているというのがよくわかります。
そして、独身で好きな仕事をして好き勝手している我々が「楽そう」「楽しそう」に見えることも。
でも、働く独身女も意外と大変なこと、不安を抱えていることが多いんだよ・・・という、我々の声なき声を代弁してくれる映画だったと思います。
まぁ~あまり難しいことは考えずに、「あるある!」とか「この人○○さんに似ている」とか、面白おかしく、時にホロっとしながら見るのに適した映画。
原作のテイストとは違った、ちょっとハリウッド映画のラブコメものを見るような視点で楽しむといいかなぁ~と思いました。
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