『テルマエ・ロマエ』
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それにしても、イタリアのチネチッタに作られた、200億円の古代ローマセットは素晴らしかった!(200億出したのはこの映画じゃないけど・・・)
こういう迫力ある画面は映画館で見てよかった~と嬉しくなります♪
古代ローマのテルマエ(銭湯)建築家が現代日本にタイムスリップしてしまい、街の銭湯や湯治宿など日本の風呂文化に触れてカルチャーショックを受けまくる・・・というコメディなのですが、今回の映画のめだまはなんといっても古代ローマ人に扮する日本を代表する「濃い顔」役者たち。
主演の阿部ちゃん、皇帝役の市村さん、北村さん、宍戸さんなどなど、いわゆるハーフやクウォーターの俳優ではなく「日本人なのに濃い」人たちが勢ぞろいしていて、よくもまぁ集めたものだと笑い・・・いやいや感心しました。
主人公・ルシウス技師役の阿部寛。
もう~漫画から飛び出してきたかのような(漫画原作は読んだことないけど)、役のハマりっぷり。
真面目な顔してここまで面白さを出せる人って他に思いつかない。
ついでに「北斗の拳」のケンシロウ役はこの人以外に思いつかない。
「坂の上の雲」の秋山好古、「新参者」の加賀、「TRICK」の上田などなど、いろんな当たり役を持っている阿部ちゃんですが、今回のルシウス役も代表作のひとつになりそうです。
演技力云々の難しい話ではなく、この役のために生まれてきた!!といわれたら肯いてしまいそうになるハマりっぷりでした。
ヒロイン役の上戸彩。
いやぁ~かわいいですなぁ。
平たい顔族のくせに、古代ローマ衣装もとても似合っていて。
東北から出てきた漫画家志望の女の子役でしたが、数日徹夜したくらいで古代ラテン語を体得してしまうのはあまりにもあんまりじゃないだろうか・・・と思いましたが、そもそも古代ローマ人がタイムスリップして銭湯に飛び込んでくるということ事態がありえないことなので、ここはあまり考えないことにしました(笑)。
ハドリアヌス帝役の市村正親。
この人も本当に濃いなぁ・・・
朗々とした舞台式発声での台詞回しが威厳がある上に聞き取りやすく、さすがでした。
阿部ちゃん同様、真面目な顔で演技しながら面白さをかもし出せるという稀有な存在。
ケイオニウス役の北村一輝。
ちょっと~今回の映画ではイケメンすぎて登場シーンはついつい眼で追ってしまいました。
古代ローマ人な上にチャラ男かつ卑怯で策略家という、普通の俳優ならお笑いにしかならなそうな役柄なのに、格好いいと思わせる方向に持っていけるこの驚きの存在感。
普通の日本人役(「妖怪人間ベム」の刑事さんや「ATARU」の刑事さんなど)だと濃すぎるがゆえにモッサリ見えがちですが、今回の映画や時代劇など「※フィクションです」と注釈がつく芝居ではがぜん輝きを放ちます。
平たい顔族のお爺さんたちもいい味出ていました。
平たい顔の人たちと阿部ちゃんの共演を見ていると、日本人の顔といっても本当に様々だなぁ・・・と感慨にふけりました。
映画公開日翌日に行ったせいか、大きなハコでもほぼ満員でした。
まぁ予告編からして面白かったからなぁ~
映画の間も、ルシウスの驚愕の表情とか「旨!!!」みたいな顔を見てみんな大爆笑。
前半はルシウスの「未知との遭遇」話が盛りだくさんでテンポよく笑いの連続でしたが、後半はローマ皇帝の後継者問題や戦争の話などが続いて若干トーンダウンしていたのは残念。
フジテレビ製作の映画にはありがちなのですが、映画だから感動やスペクタクルがなければ!ということで思い話を盛り込んで来がちなのですが、最後まで「風呂あるある」な内容を貫いた方がコメディとして成功していたような気がします。
(古い話ですが「UDON」なんかも親子の愛などを盛り込んできてからは失速感があった)
でもまぁ、充分楽しめましたけどね♪
とにかくオススメです。
見終わった後は、風呂屋に行きたくなる(笑)。
そして、フルーツ牛乳をくいっと飲みたくなります。
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