阿修羅展in福岡
九州国立博物館で開催されている特別展「興福寺創建1300年記念国宝阿修羅展」に行ってきました~。といっても、8月の半ば頃に行ってきたので、1ヶ月近くたっていますが・・・
こちらに掲載した写真はすべて九州国立博物館様より「ぶろぐるぽ」を通じて提供していただいたものです。![]()
9時半開館にあわせ、9時前には大宰府駅に到着し、急ぎ足で天満宮の境内を横切る・・・
虹色の長いトンネルを抜けると行列だった。
と、某名作文学の冒頭のパクリが頭をよぎるほど、開館30分前にもかかわらず人の波でした。
手前の掲示板には既に「30分待ち」との情報が。
(今開館30分前だから、もしかして開館時間には入場できるのか??)
と良い風に解釈してみましたが、やはり実際に入場できたのは10時過ぎ、掲示の通り、開場から30分待ちとなりました![]()
「阿修羅ファンクラブ」の会員バッチを入り口で受け取り、音声ガイドを借りて、万全の体制でいざ入場!!
↑まぁ、こんなにスッキリ荘厳な雰囲気ではなかったですがね・・・
人人人の大混乱、「前に進んでください~~(怒)」との係員の声に見送られながら、マイペースで拝見しました♪
普段、まずお目にかかることのできない阿修羅像のバックショット。
しかし東博で観た薬師寺日光月光菩薩像のときも思いましたが、お堂ではまず観られない背後まで丹念に装飾されているのには驚きです。
こういうカニっているよなぁ~(高足蟹??)とか、向かって右(阿修羅様にとっては左側)のお顔はサンフレッチェGK中林選手に似てるよなぁ~など、多少不届きなことを考えながらも、やはり阿修羅像の吸い込まれそうな美しさ、繊細さにクギづけになりました。
NHKの特集で、右側のお顔→左側のお顔→正面のお顔と、少年が次第に大人になっていく過程を表現している、みたいな話をしていましたが、さもありなん。
阿修羅のお仲間、八部衆像のうちの5軀もじっくり拝見。
一番すきなのはやはり迦楼羅ですね~って、なにが「やはり」なのかわかりませんが・・・
いわゆるガルーダ、かっこいいです(´∀`)
他にも頭に獅子っぽい被り物をかぶり、さ、さかなくん・・・?的な乾闥婆像、少年というよりは子どもじゃねぇか!な沙羯羅像など、八部衆はどの方も個性的です。
上の写真では右側に円状になっておわしますのは、十大弟子像のみなさま。
インドの方にしてはずいぶん和風なお顔ですが、こちらも皆個性があり、解説文にあるそれぞれの経歴や得意分野と見比べると大変興味深いです。
というか、八部衆も十大弟子も、1300年近く前に作られたものとは思えないくらいイキイキしていて、しかも表情豊か。
1300年前も現代も、人間の容姿や思考、美意識みたいなものってあまり変わらないんだなぁ~と、ちょっと感動モノです。
四天王像の部屋。
・・・でかっ!!!
こちらは鎌倉時代に造られたものです。
飛鳥~奈良時代に作られた仏像が大好きなんですが、鎌倉の仏像もかなり好きです。
より写実的というか、作品に勢いがあるというか。
そして、この四天王が踏んづけている邪鬼たちがまたまたユーモラスで楽しいです![]()
「ウギャー!!」という声が聞こえてきそうなくらい、リアルですな。
邪鬼って、時には屋根瓦を持ち上げたり、灯篭を持ち上げたり、そして四天王に踏まれたり・・・と、散々な目にあいながらもユーモアを忘れない、健気なヤツだと思うのですが・・・
仏像や建築を見るときは、かわいくてちょっと気の毒な邪鬼たちのことも是非観てやってください。
興福寺には毎年通っているのですが、こちらの釈迦如来像頭部はあまり印象に残ってないなぁ~と思い、とても興味深く拝見しました。
運慶だそうですね。
この頭部の大きさから考えると、当時は大きくて神々しいお姿だったんだろうな~。
後ろの天女たちも、ひとつひとつ丁寧に作られていました。
中金堂の模型も。
展示品はそれほど多くはありませんが、どれも貴重かつ見ごたえのあるものばかりでした。
これらすべてが興福寺の一部だなんて、どんだけすごいんだ興福寺!
奈良の興福寺では、秋には「お堂でみる阿修羅」展も開催されるそうです。
普段は国宝館のガラスケースで展示されている阿修羅他仏像の数々が、創建当時さながらにお堂の中に揃うなんて、これは観とかないと!!と思っています。
まぁスケジュールやらインフルエンザやらでどうなるかわかりませんが、なるべく都合をつけて伺いたいです。
九州国立博物館に伺ったのは今回が初めてでしたが、あんなに人が多いのにどこかゆったりした雰囲気があり、良い場所でした。
常設展の方も拝見しましたが、特に九州や東アジア関係の展示物は見所がありました。
あと、製作当時の色を再現した阿修羅像も展示されていて、ちょっと面白い![]()
太宰府天満宮の敷地内ということで、なんだか歴史的な空気にどっぷりつかれる空間で、またぜひ伺いたいと思います♪
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