『カフーを待ちわびて』
カフー、アラシミソーリ
沖縄与那喜島で古ぼけた雑貨店を営む明青(あきお)の前に、幸(さち)と名乗る美女が現れた。「あなたのお嫁さんにしてください」と頼む彼女の手には、1枚の絵馬が。それは明青が以前神社で書いた絵馬だった。「嫁に来ないか。幸せにします。」その日から、明青と幸と、愛犬カフーとの生活が始まった。
あー、あの横浜Fマリノスの件が映画になったのね~
なんて思ったのは内緒です。。。
ネタバレ注意です![]()
しかし玉山鉄二は男前だ。四六時中男前だ。
ボサボサ頭に無精ヒゲでも男前、胸に「APPLE PIE」なんてプリントされていて首がダルダルに伸びきっているTシャツを着てても男前。
ヒロインのマイコも超絶美女。
全盛期の広末並みの透明感、日本人離れした容姿なのに、竹久夢二の美女画を思わせるようなクラシカルな雰囲気。あと、手紙を朗読する時の声がいい。彼女の声がこの作品の印象を作っているといってもいいくらい、彼女の発する一言一言が心地よかったです。
こんな美男美女と沖縄の美しい景色、美貌の黒ラブラドールと、ぼーっと観ているだけで眼福を感じられる映像の美しさが印象的な映画です。
しかし、ほぼひきこもり状態の男のもとに、突然美女が現れ「お嫁さんにしてください」なんて、モテない男女の希望(妄想ともいう)をストレートに持ってくるなんて!と、「ありえねぇ~」と思いつつも、そもそも主人公達が現実離れした美男美女なのだから全然オッケーです。
よく独身女同士の会話で「空から男が降ってこないかなぁ~」とか「実は幼い頃に親が勝手に決めていた許婚(しかも金持ちイケメン)が現れないかなぁ~」なんてのがありますが(え?私らだけ??)、それを具現化したようなものだ。ときめかないわけにはいかない(笑)。
とはいえ、美男美女によるあり得ないラブストーリーばかりが展開されているわけではない。
若干ベタながらも結構コミカルなシーンが多くて笑いも起こっていたし、沖縄の料理や風俗が垣間見れるのも楽しい。何よりカフー(犬です)がかわいい(*´д`*)
そして明青たちの家をリゾート開発のために買収しようとする沢村一樹の、普段はニコニコしながら部下にはキツく当たるやり手上司のベタすぎる演技にやりすぎだと突っ込みを入れながら観られるのも楽しい♪
先の読めるストーリー展開、根っからの悪人が出てこない、主人公たちが無駄に不幸に巻き込まれることがない、などなど、癒し系の風景とともに、ストレスフリーな映画だと思います。
あ、ラストシーンで明青と幸がテレパシーはじめたときには度胆を抜かれましたが・・・
映画館でリラックスしながら観るのにちょうどいい、何度でも観たくなる映画だなぁと思いました。
そういえば、原作者の原田マハさんって、原田宗典の妹さんなんですね~。
学生時代、彼のエッセイを読みまくっていたので、なんだか懐かしいなぁ~なんて思いました。
原田マハさん自体もかなり面白い経歴の方のようで、彼女の本もいろいろ読んでみたくなりました♪
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