『たみおのしあわせ』
元病院兼住居の一軒家に住む、伸男(原田芳雄)と民男(オダギリジョー)の親子。なかなか結婚しない民男にヤキモキする伸男だが、自身も会社の古株女性(大竹しのぶ)との恋愛に踏みこめないでいた。そんなある日、民男に見合いの話が持ち上がる。相手は瞳さん(麻生久美子)といい、美人で清楚な雰囲気の理想的な女性。しかも瞳さんのほうから「結婚してください」と言われた民男は舞い上がり、伸男も男手ひとつで育ててきた息子の結婚が決まったことに安堵していた。しかし、そんな幸せな男所帯に、少しずつ奇妙な現象が起きはじめる・・・
オダギリジョーと麻生久美子、監督が岩松了と、なんだか時効警察なメンバーであのユルユルクスクスな雰囲気かなぁ~と思って観にいったのですが・・・
ネタバレあります!!!![]()
次第に正体を現していく(?)女どもに翻弄される伸男と民男親子がなんともおかしい。
式の最中パニックになり、「卒業」しちゃうクライマックスをはじめ、なにやっても上手くいかない父子が気の毒なようないとおしいような。。。
オダギリジョーと原田芳雄という、どう考えてもモテるだろう~~という二人をさえない親子にしてしまったキャスティングもいいですが、一番「おおっ」と思ったのが宗形さん役の石田えり。映画内で何度も話題になり、「合鍵使って勝手に家に上がりこみそう」「タバコすぱすぱ」「民男と険悪な雰囲気」などなど、どんな女なんだろう~~と想像力を欠きたてられたところで、結婚式に満を持して登場の石田えり。「あ、あなた・・・」「宗形です」みたいなやり取りの間が素晴らしい(笑)。観ているこっちも「あなたはもしや・・・」と思った瞬間に「宗形です」の返事だったのでΣ(゚д゚;)
他の登場女性もみんなふてぶてしい。大竹しのぶの宮地さんなんて、「いるいる~こういうあつかましい姐さん!!」と妙なリアリティがあるし。
そして一服の清涼剤のはずの瞳さんも。。。Σ(゚□゚(゚□゚*)
ポロシャツやトレーナーなど、なんでも上着をズボンにイン!!してしまう民男ですが、そんなちょいキモ男をほんわかと演じるオダギリジョー。なんかもうノリにノッてますね。他に代えがたい俳優だと思います。
麻生久美子も、清楚且つミステリアスな美女にぴったり。「時効警察」の天然入った三日月君みたいな役もできるし、昨年見た映画『怪談』では時代劇もこなしていたし、なんかすごい女優だなぁ~~
ラストはいろいろ物議かもしそうな感じでしたが(一人で観たので誰とも物議かもしてないですが)、結局民男は母親の呪縛から逃れられないのかなぁ。っていうか、男の子って結局は母親に執着しているんでしょうかね。
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