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2007年9月12日 (水)

『ミス・ポター』

約100年前のロンドン、ビアトリクス・ポター(レニー・セルウィガー)は、自分の描いた絵本を何とか出版しようと出版社を奔走していた。侍女を連れた貴族のお嬢様の相手をする出版社はなかなかいなかったが、ようやくウォーン兄弟の事務所で出版を承諾される。喜ぶビアトリクスだったが、実は兄弟の末弟ノーマン(ユアン・マクレガー)が会社で働きたいといいだし、手を焼いた兄がどうでもいい仕事を与えるために承諾したのだった。そうとは知らないノーマンはビアトリクスの描いたピーターラビットが活躍する絵本に魅了され、初めての仕事に情熱を燃やしていた。二人三脚で出版にこぎつけたビアトリクスとノーマンは、やがてお互いに恋心を抱くようになる。
試写会で映画「ミス・ポター」を観てきました♪

ピーターラビットの生みの親である女流作家のビアトリクス・ポターの30代の頃を描いた映画なのですが、このポター女史、100年前の上流階級出身の令嬢とは思えないほど現代的な志向と行動力を持った女性。
縁談を次々と断り、30歳を過ぎても結婚もせず自分の描いた絵本の出版に奔走するという、当時の貴族女性としては相当風変わりな女性だったわけですが、今で言う「負け犬」「腐女子」ってやつでしょうか?(どっちも死語となりつつありますが)
当然周囲からは腫れ物扱い・・・こういうあたり、身につまされるというか共感してしまいました。

ポター女史役はレニー・ゼルウィガーだったんですが、「ブリジット・ジョーンズの日記」といい、負け犬女性をさせたら右に出るモノがいないですね~。三十路の夢に突進する女性をリアルに、でもキュートに演じていました。

ピーターラビットの素晴らしさを初めて認めた人であり、ポターの担当編集者、のちに恋に落ちるノーマン役のユアン・マクレガーも役柄にぴったりで、いい味だしてました。
端正な男前でありながらどこかお茶目なところがあるというか、適度なキュートさを持った彼だからこそ、紳士でありながらお坊ちゃん育ちの暖かいノーマンの人柄がハマったんだと思います。(同じイギリス出身の男前でも、ジュード・ロウではクールすぎるなぁと観ながら思ってました)

ノーマンの姉役でエミリー・ワトソンが出てるのですが、あまり出番がないものの強烈にインパクトがありました。さすが演技派。
このお姉さんも30過ぎた独身主義者なのですが、結婚しないことに自分なりの哲学を持っている風でいて、ポターがノーマンからプロポーズされたと知ると急に「女の幸せは結婚よ!」的なことを言い出す気のいい女性。このシーンでの、手放しで喜んでいながらほんの少しだけ複雑な顔を見せるあたりが、エミリー・ワトソンの見せ所って感じでした。
まぁ、リアルですよね(笑)。

100年前の女性のサクセスストーリーと悲恋を軸にしながら、全体的にファンタジーな雰囲気のする映画です。
絵に描いたピーターラビットたちがアニメーションになったりするんですが、CG万歳!とばかりに動き回るわけではなくてやりすぎず、そういう奥ゆかしい??雰囲気も心地よいです。

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コメント

きょうアズーロは仕事したかも。

投稿: BlogPetのアズーロ | 2007年9月25日 (火) 13時46分

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