『SPIRIT』
20世紀初頭の中国の伝説的武術家、霍元甲。
日本で言う宮本武蔵などのような存在なんでしょうか?
ジェット・リー主演。
っていうか、あの『少林寺』のリー・リンチェイって呼ばせてください兄貴!(誰?)
リンチェイの武術の「形」(って呼び方でいいのか?この場合)、本当にすばらしかったです。あと、辮髪も素敵でした。
ハリウッドに渡って成功しましたが、やはり彼のホームは武侠映画の世界だなと。
この映画に対する思い入れも特別なようでしたし、彼の本気度を感じました。
元甲の最強のライバルである田中安野役の中村獅童。武士道の精神を持った武術家という、非常においしい役。ただ、リンチェイとの戦闘場面、バックショットが明らかに吹き替えだったのには・・・もうちょっと似た感じのスタントはいなかったものか(笑)。でも日本刀の使い方とかはかっこよかったですし、さすが歌舞伎役者だけあって見えの切り方やたたずまいは美しかったです。
そしてどっかでみたことある!と思ったのは元甲が廃人同然になった時に癒してくれた盲目の女性。BS日テレでやっていた『1メートルの光』のスン・リーでした。日本ではウーロン茶のCMにも出ていたから、なんとなく見たことあるって人も多かったんではないでしょうか。『1メートルの光』の時も聡明な姉とやんちゃな妹の二役を明確に演じ分け「うまいなぁ~」と思っていましたが、この映画でも盲目の少女の役になりきっていました。彼女は身のこなしがきれいですね。ダンサーらしいですが、納得。
この映画、古きよき中国武術映画の雰囲気がすごくありました。
最近は『HERO』をはじめとするあるワイヤーアクションやCGを多用したある意味スタイリッシュな映画が多い中(もちろん『SPIRIT』もワイヤーCG使っているでしょうが)、暑苦しさとか(笑)ちょっとしたダサさとか(爆)、妙な懐かしさを感じました。
ストーリーはまぁありがちといえばありがちなんですが、リンチェイの武術で大満足。
ただ、アクションシーンはかなりキツいので、そういうのが苦手の人は無理かも知れません。でも、小さい頃『少林寺』やブルースリーのまねをやってました!って人は十分楽しめるんではないでしょうか。
あと、CMではやたらと「泣ける!」を強調してましたが、そんなに泣けませんでしたが・・・武蔵さん。
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