『亀は意外と速く泳ぐ』
略してカメハヤだそうです。最近はみんな、何でも略すよな~
23歳の平凡な主婦スズメ(上野樹里)は、ある日偶然「スパイ募集」の広告を発見する。単身赴任中の夫のカメの世話くらいしかすることのない毎日に嫌気がさしていた彼女は、今までの「ソコソコ人生」から抜け出すため、なんとな~くスパイになる決心をする!!
「私は見えていないのか?」
以前、私がバスに乗るため列に並んでいると、私の目の前でドアが閉じられ、バスに出発されたことがある。もしかして私も存在感ない女???
脱力系とか、ゆるゆる系とか言われてるこの映画、まさにそんな感じでした。でもこういう映画を映画館で見るのが好きなんですよね~。一緒に見てる人たちの「クスクス」笑いが聞こえたり、思わずふきだしてしまい周りに変に思われていないか挙動不審になったり、赤の他人と非日常の世界を共有するのって、なかなか楽しい経験だと思います。
そんなユルユル映画の中でも、クライマックスはなかなか考えさせられる。
平凡な主婦だって、やるときはやる。誰かが誰かの役にたっている。
日常、いつでも会えると思っていた人に突然会えなくなる。そのとき、誰に会いたいか?
スズメ役の上野樹里、この方たぶん10代だと思うのですが、23歳の不満だらけの主婦役にハマってました。美人で人気のある女優さんであるにもかかわらず、「永久パーマ」やっちゃうのはすごい根性入ってるなぁ~。彼女自身、どこか農家のお嫁さん的なユルさがあって、作品世界にぴったり。ニコニコ~ニコニコ~やフェッフェッフェッは彼女ならではの世界。
クギタニ夫妻をはじめ、出演者全員雰囲気があってよかったのですが、一番インパクトあったのはなぜか要潤。世間を欺いている役。ステキ要因かと思っていたのですが、すでにスズメが憧れていた高校時代からキモさ炸裂。面白い役者さんですね~ドラマでは男前路線なのに、この映画では嶋田久作とキャラかぶってますよ~。
気になることを箇条書きに・・・と思いましたが、この作品、小ネタですべてが形成されているといっても過言ではないので、ありすぎて書ききれません。
あと、公安体操、マスターしたいなぁ。あれは肩こりによさそうだ。
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